テレビを見ていたら、岩手県のお婆ちゃんが
「いや〜もう 歩くと ”こわい” から家にいるんですよ」とインタビューに答えていました。
”こわい” って言ってる!
思わず次男に「このお婆ちゃん ”こわい” って言ってるね、北海道弁の ”こわい” は東北から来たんだね」と話しました。
次男は「へ〜そうなの。自分はあんまり言わないけど」だと。
『使わないの? それじゃああんたは ”こわい” ときはなんて言うのさ」
「疲れた〜とか、しんどかった〜・・だよ」
プチ 衝撃・・・
北海道じゃ標準語だとばっかし思っていたのに、最近の若者道産子は ”こわい” を使わないんだ。
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”こわい” は、ただの ”疲れた” とはちょっと違う。
例えば駅の階段を急ぎ足で駆け上ったとする。
途中まではまったく余裕・・・と思っていたら、中盤にさしかかると息が切れてきて、最後は意地で駆け上がる。
そうなるとハアハアと肩で息をしちゃって、胸も苦しい、次の足取りもおぼつかない。
そんなとき、道産子なら誰でも
『は〜 こわい』って言うのに決まっているじゃないか・・・・と思っていたのに。
次男いわく、婆ちゃんと話すときは ”ばくる(交換する)” だの、 ”こわい(疲れた)”だのと言うけれど、友達同士では使わないんだと。
そうか、使い分けはしているんだね。
そう言われりゃ私だって、初対面の方と話すときは標準語だけど、身近な間柄ではいつもの言葉に戻っちゃうもね。
婆ちゃんにいたっては、岩手の親戚との会話を聞いても、なに話してるんだかチンプンカンプンだし。
たとえ遠くの地にいても、親しい人と話すときは、普通に方言言わさるっしょ。
だから正真正銘、方言は自分を取り戻す、心の故郷にちがいないべさ。
言葉は心の故郷?だべさ っていい表現ですね
好きなラジオのDJさんが
言葉は 陽だまりよりもあたたかい って良く言うのですが
この表現も好きです
そもそも だべさ通信って タイトルに私は親近感 好感度を持ちました
プロフィールに書いてある言葉が いいなぁと思いました
子分って言っているのが謙虚で 素敵ですね
うちの夫婦は 時々?逆転しますけどね 汗
札幌を離れて20数年です。
盛岡に住んでいますが、ここらでは“こわい”は聞きませんねぇ。
でも岩手もとっても広いし、沿岸と内陸でもかなり方言も違うので
“こわい”を使っているなんて、ちょっとほっとしますね。
でも、そういえば“なげる(捨てる)”はこちらでも使う方結構いらっ
しゃるような気がします。
北海道弁って、「方言」というよりやっぱり
「北海道弁」ですよね。
だべさ通信、いつも楽しみにしています。
すみれさんへ
ありがとございます。
でも、我が家も時々逆転します・・・
訂正、しょっちゅう逆転します・・・・
すいません、本当は、殆ど逆転してるかもです。
じゃじゃさんへ
コメントありがとうございます!
盛岡では “こわい” は使われないんですね、勉強になりました。
“なげる” を使うと聞いて、それも嬉しくなりました。
これからもどうぞよろしくお願いいたします。